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輝きのある黒の胎に、白さの目立つ線紋ビーズ、初期イスラム期のきりりとしたビーズ

Name: 輝きのある黒の胎に、白さの目立つ線紋ビーズ、初期イスラム期のきりりとしたビーズ
Brand: passitonmaat.com
SKU: 8017649818
Price: 1817 JPY
Availability: InStock
Rating: 4.8 (10 reviews)

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『輝きのある黒の胎に、白さの目立つ線紋ビーズ、初期イスラム期のきりりとしたビーズ』はセカイモンで864a06cfから出品され、319の入札を集めて12月02日 16時 52分に、1817円で落札されました。即決価格は1817円でした。決済方法はに対応。愛知県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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輝きのある黒ガラスの胎に、気泡を含む、やや輝きのある白ガラスの線紋を巻いた、500-1000年頃の、キリリとしたビーズ5つです。
　第1に、細長管玉に、螺旋状に白の帯を6回巻いたビーズは、黒の胎も白の帯も輝きのある表面で、胎の下部では白ガラスが、少し凹んだ溝に残っています。巻いた白帯は、上部から一筆書き風に巻かれ、上から4回めの所で白ガラスが少なくなり、線が細く3回めの白線に繋がります。その後、細い線で5回めが始まり、太く細くなり下の部分に達し、胎の上部と下部に、太めの白帯が巻かれたモチーフが描かれます。また、　細長の平たい管玉は、管玉を押さえ平面的に成形し、細い白い帯を含め、上の端から3回螺旋状に巻いています。
第2に、丸玉の黒い胎に白の帯を1回巻いたビーズ2つでは、黒の胎は滑らかで輝きがあり、大きなビーズでは気泡跡が少し見られ、小さなビーズでは気泡跡は見られません。しかし、輝きのある白の線紋部分では、気泡が見られ、黒・白ガラスでは原料により融解に相違が生じたと考えられます。
　最後に、一番小さな黒の丸玉では、胎の上と下の端に白線紋が巻かれ、上端から白い波紋が途中まで伸び、もう1つの波紋は途中から下の端に伸び、黒の胎に白の波線紋に近いモチーフが描かれています。
　1-4Cか、前2C－前1Cに制作された、黒の胎に白線紋のモザイク・ビーズに比較し、本品は、黒と白のガラスは輝きがあり、初期ローマン・ガラスより白がはっきりしています。同時に、白ガラスを埋める溝は、切れ目や段差が少なくなっています。
　研究書Ａ Bead Timelineでは、500-700年頃には、多色のアイ・ビーズなど、ササン・ビーズが掲載され、黒の胎に白の線紋ビーズは見られません。900-1000年ころに、初期イスラム・ビーズの主要モチーフ、引っ掻き紋が黒の胎に白の線紋ビーズが、また、もう1つの、折込ビーズでも黒の胎に白の線紋ビーズが掲載されています。
　本品は、初期イスラム期に黒と白の2色ビーズが多く制作されたなかで、主要モチーフ2つとは別の線紋ビーズで、10Ｃ前後に制作されたと推測されます。本品の黒ガラスと白線ガラスに見られる輝きや、黒ガラスに気泡が少なく、また、白ガラスではローマ初期ビーズより白が目だつことも納得できそうです。
サイズ　長さ　約14㍉弱　幅　約7㍉　孔径（大）約…

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